知力と魔力、技術と魔術、人と人ならざるものの境界いまだあやうし世界を舞台とする伝奇譚・怪異譚の連作シリーズ「七糸譚」。
読み進めるための推奨順序は原則として無し

  作品傾向など


中編
カッコ内は400字詰め原稿用紙換算の長さ

・ 恋わずらい
 [1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]
失恋したばかりの娘が、ある夜中、地下室で出会った声の主は……。
伝奇ミステリ。2010年8月。(約220枚)

・ 盗人たちの灯(ともしび)
  [1]  [2]  [3]
胎児の指にまつわる奇怪な言い伝えをめぐる、一組の夫婦のお話。
怪奇譚。2009年7月。(約60枚)

・ 転生
 [1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]
ひとりの村娘の前世の記憶と恐怖をめぐるゴシック風味の伝奇ミステ リ。
2008年7月。(約180枚)

・ Midsummer Fires
 [1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]
鬼火の伝承と三十路男の人情話。夏祭りの民俗を描いた地味なお話。
2008年2月。(約160枚)

・ 妖精環
 [1]  [2]  [3]  [4]  [5]
妖精と媚薬について、登場人物がひたすら猥談を交わすナンセンスパロディジョーク。
2007年6月。(約80枚)

・ 魂さすらいの花
 [1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]
夜な夜な寝室に現れては青年を悩ます女の幽霊の正体とは?
怪奇譚。2007年6月(2019年わずかに改稿)。



短編

・ とかげ  [1]  [2]
アルマの働く街角の道具屋に、いつしか置かれていた古びた木板。友人のエーリーンは、それを使ってゲームをすると言うのだったが……。
幻想短編。2020年1月。

・ 妙なる一皿  [・]
農夫のデューラムがある日仲間のところに連れてきた「美女」とは?
怖くない怪奇短編。2019年7月。

・ 瘧熱(おこりねつ)  [1]  [2]
熱を出したダグラスの様子がどうもおかしい。一晩付き添うことになったデューラムが出くわした恐怖とは……。
怪奇短編。2011年3月。

・ 三角小鬼  [1]  [2]
雪の野原を行くさなか、デューラムは木々にまぎれて立つ人影を見かけるが……。
幻想短編。2010年2月。(約30枚)

・ 風哭(な)き声  [・]
下町の街角で、デューラムは黙ったまま泣きつづける女に声をかけるが……
怪奇短編。2009年4月。(約20枚)

・ 鬼屋敷  [1]  [2]
奇怪な噂がささやかれる街はずれの廃屋に、男三人が酒入りで乗り込む話。
怪奇短編。2009年4月。(約45枚)

・ 磯の唄  [1]   [2]
街角の道具屋で店番をするアルマのところに、奇妙なふたごの貝をもった女が訪れる……
幻想短編。2008年11月。(約40枚)

・ 主は来たれり  [・]
ある夕べ、道を急ぐダグラスは下町の暗い路地にうっかり入り込む……
怪奇短編。2008年8月。(約20枚)

・ 円疵(まるきず)  [1]  [2]
冬の終わりの雨の日に、仕事仲間の腹に刻まれたという傷痕についてダグラスが語り出す……。
怪奇短編。2008年3月。(約30枚)





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